12月に韓国人のお友達の実家でクリスマスを過ごしてきました〜!
すんごくあたたかいお父さんお母さんお兄さん私の友達、大好きな人たちに囲まれて過ごす韓国でのクリスマスは最高でした!
その時にお父さんと話した中で、いろいろと考えてしまったのでここにも残してみます。
感覚の違い
友達のお父さんは大学院を出て会社をされていて、所謂成功した方。
今後の目標を聞かれて、私は今の計画を話しました。
多角的な面から多くのアドバイスをいただきました。とにかく目標を持つ事、努力を続けること、
たくさん考えること、생각을 많이 해とそうする事で成功した人生を手にいれることが出来ると仰っていました。
何も間違ってないし、そうだなと思いました。が、お父さんの言う成功した人生とは一体何んだろうと。資本主義で見ればお金をたくさん持っている人は成功した人なのでしょう。韓国はその考え方が本当に強いです。授業中にも韓国の学歴主義、資本主義的感覚をとても感じます。(先生に、良い学歴が良い会社・良い結婚につながるからねと言われた時はびびった)
日本も資本主義国家ですのでその考えはもちろんありますが、韓国ほどではない感覚です。
その為こちらの学生たちは本当に勉強をすごくします。親も自分の子供のために、幼い時から塾に通わせます。高校生は部活が基本的に無いので(一番の青春がないの辛すぎ)とにかく勉強をします。全ては所謂成功した人生の為です。その感覚とかけ離れた教育環境で育ってきた私には、理解する事は出来ますが共感は出来ませんでした。
私の基準
私は、やりたいことがあって韓国に来ました。それを叶えられるか分からないけど、考えてても何も変わらないから韓国に来ました。はたして私はその目標を叶えたら、成功した人生だと思えるのでしょうか。夢を叶える事は成功なのでしょうか。私は違うと思うんです。私は、家の縁側で風に当たりながら本を読む余裕があったら、それだけで成功した人生だなと思えると。日が沈む前に散歩に行って、今日も空が綺麗だなと感じれる日があれば。それが私基準の成功した人生だろうなと。
大学生の時に大好きな作家さんにメールを送って、「誰のものでもない自分の人生です。慌てすぎず、しなやかに、たくさんの楽しい可能性を追求していかれたらいいと思います。」と返信を頂きました。この言葉を今でもずっと大事にしています。そう、そうやって生きていければ良いんだと。
自分の人生、自分の幸せの基準を失ってしまえば他人評価の中で生きていくしかない。そんな人になりたくない。いつも自分のことを愛して、大事に、そして同じくらい人に愛を分け合える人になりたいです。自分の人生の基準は私、そのことを忘れないでいたいです。
これから
人間は一人で生きていくもので、その中で沢山の出会いと別れを経験し人は成長する。みんな孤独で、みんな誰かと繋がっていて、そうやって死んでいくもんだと思っています。その人生を少しでも彩れるように日々努力していかなければならないですからね。人間忙しいもんです。
そもそも韓国と日本では時代背景が違いますから、考え方が違うのは当然のことで、どちらが正しいなんて話ではありません。お父さんの話は難しくて、もう分かったよーーーーーーと言いたくなる事もありましたが、むしろ日本からやって来たどこの誰かも分からない、ただの娘の友達にここまで熱心にお話ししてくださった事は本当にありがたい気持ちでいっぱいです。根底には、異国に来て頑張っている私を応援してくれている気持ちがあることを知っていますから。本当に良い人たちに出会いました。心からそう思います。
お父さんの思う成功した人生になるかは分かりませんが、いつか胸を張って、私今これやってるんです!!って報告できる日が来ると良いな、と思っています。
頑張る!!!!
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